ドライな振る舞い(Dry Behavior)
機械を相手にするときのようなドライさで、人間を相手にすること。
背景
人を相手にするとき、通常は人間扱いをする
例: 日本ではハイコンテクスト、ネガティブフィードバックは間接的かつ1対1で行う、対立回避といった振る舞いが望ましいとされる
しかし、そのような人間的な配慮がかえって好ましくない場合がある
配慮される側にとっては、無駄や意味不明と感じてストレスになる
配慮する側にとっては、配慮しているのに見返りが返ってこない(一向に親しくならない、恩の概念がないなど)
ドライに相手にするとは
ネガティブフィードバック含め、率直で直接的に伝えること
その他わかりやすいかもしれない説明:
生成AIとチャットするように
使い道
ASDなど一部のニューロには有効
使い方
お互い合意してから使う
例: 🐶 → 🐱に対してドライにしたい場合
1 🐶「🐱さん、あなたとの~~に関するやりとり、ドライにしてもいい?」
2 🐱「いいですよ」
ポイント
健常者は単独ではこのような発想を抱けないが、この概念を知ることで抱けるようになる
ニューロ全員に当てはめていいとは限らないし、当てはまる人でも当てはめられる状況が限られることがある。なのでお互いに合意を取ってから使う
関連
道具としてのメンバー(Member As A Tool)
ドライな振る舞いの仕方をもう少し具体的に定めた例ですsta.icon